危ないようでも残っている


上図は、居飛車対振り飛車の終盤戦で後手が△6九銀と打った局面。ソフトの評価値+2361で先手勝勢。

対局中は先手がいいとは思っていましたが、まだ後手玉が詰まないので、次の1手が良くわかなかったです。

本譜は△6九銀以下▲7七桂△6六銀▲7四飛で、ソフトの評価値+1152で先手優勢。

▲7七桂は銀と香の両方のあたりを避ける意味で指したのですが、△6六銀がなかなかの手で、急にあやしくなりました。

▲7四飛と攻防に飛車を打ったのですが、やや非常手段的な感じです。

これでも先手優勢のようですが、別の指し方がありました。

▲7七桂で▲6八金がありました。ソフトの評価値+2202で先手勝勢。

△6九銀と引っ掛けた手に▲6八金と横に逃げるのは、全く見えなかったです。

香車が直通して怖い形ではありますが、これで先手は残っているようです。

▲6八金に△7八金なら、▲同金△同銀成▲同飛△同香成▲同玉で、ソフトの評価値+2380で先手勝勢。

この手順は、飛車を渡しますが先手玉は詰まず、後手玉は▲7二金以下の詰めろになっているので、先手勝勢です。

▲6八金に△7九銀なら、▲9七玉△6三歩▲6九金△6四歩▲6三歩△同金▲6一角△7三金▲8三銀△7一玉▲6三飛で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は、後手も△6三歩と一旦受けに回りますが、▲6九金から先手も受けに回って▲6三歩~▲6一角が厳しいです。

最後の▲8三銀~▲6三飛もなかなか厳しい手で、参考になります。

危ないようでも残っている▲6八金が参考になった1局でした。