疑問が解決した手順

上図は、横歩取り青野流からの進展で△4四角と打った局面。ソフトの評価値+86で互角。

△4四角の筋はいつでもあるとは思っていたのですが、このタイミングで打たれるのをうっかりしていました。

後手の次の狙いは△3五角▲同歩△3六歩なのでこれを受けなければいけませんが、△4四角に▲8五飛は△同飛▲同桂△9九角成で先手が悪いと思っていました。

よってそれ以外の手がないか考えたのですが、手が見つからず仕方なく▲8五飛と指しました。

ただしそこからの展開は全く思っていないような進行になりました。

本譜は▲8五飛△8四歩▲3五飛で、ソフトの評価値+89で互角。

この手順は、仕方なく▲8五飛と指したつもりだったのですが、後手は飛車交換を避ける△8四歩に▲3五飛と元の位置に戻った展開です。

将棋を続けていると、こう指されたらこちらが悪いなと思っても他の手が見えず仕方なく指すことがあるのですが、相手がこちらが悪いと思った手を指してこないケースがあり、これが本局の進行です。

対局中は不思議で仕方なかったのですが、後から調べるとこちらの読み筋が間違っていたようです。

最初の局面から△4四角以下▲8五飛△同飛▲同桂△9九角成▲8二飛△7二銀▲8三角で、ソフトの評価値+320で先手有利。

この手順は、飛車交換から後手が△9九角成と先に駒得する展開で、▲8二飛△7二銀に▲8三角までは1本道でここで△7一金と指されたら先手が悪いと思っていました。

△7一金以下▲7二飛成△同金▲同角成△7七香▲8八銀打で、ソフトの評価値+822で先手有利。

この手順は、▲7二飛成から2枚替えの展開で△7七香と打った手に▲8八銀打がいい手で、先手に角が入ると▲6三角△4二玉▲4一金で後手玉が詰んでしまいます。

この▲8八銀打も読みになかったです。

△7七香で△9八飛もありますが▲8八金打で、ソフトの評価値+582で先手有利。

これらより後手は飛車交換をせずに指すのが正しかったようです。

疑問が解決した1局でした。