△5四銀型の三間飛車の対応


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で△5四銀と上がった局面。ソフトの評価値+141で互角。

△5四銀は次に△6五銀とでる手を含みにしており、先手は普通それを受ける手になります。

対局中は、▲6六銀か▲6六歩のどちらかと思っており形は▲6六銀だけどやや3筋と4筋が弱くなるのが気になっていました。

しかし▲6六歩は少し角が使いづらいので▲6六銀としました。

本譜は▲6六銀△3五歩▲1六歩△5一角▲7八銀△3六歩▲同歩△同飛▲3七歩△3四飛で、ソフトの評価値-34で互角。

この手順は、▲6六銀から▲1六歩として△1五角の筋を消した手ですが、先手は穴熊にせず左美濃にした流れで、後手は3筋の歩を交換して△3四飛とした展開です。

評価値は互角の範囲ですが、先手はだいぶ評価値が下がったのが少し気になります。

評価値が下がった理由は、先手は穴熊にしなかったので▲9八香が少し無駄な手になったのと、後手に3筋の歩を交換して1歩を持たれたことかもしれません。

ここから先手は穴熊にする可能性はありますが、▲8八銀の形にするには少し手数がかかります。

この手順の▲7八銀では▲2六飛がありました。ソフトの評価値+159で互角。

この手順は、▲7八銀と左美濃にする手でなく▲2六飛として後手からの3筋の歩の交換を受ける手です。

▲2六飛に△3六歩なら、▲同歩△4五銀▲6八角△3六銀▲3五歩△4五銀▲5五歩で、ソフトの評価値+384で先手有利。

この手順は、▲2六飛と受けた手に△3六歩と動いてきた展開ですが、▲6八角から▲3五歩と受けるのが形のようで、以下△4五銀には▲5五歩と銀ばさみにしていつでも▲3七桂と銀と桂馬の交換する筋があるので先手が指せそうです。

なおこの手順の△3六銀で△3六飛なら▲同飛△同銀▲7八銀で、ソフトの評価値+147で互角。

この手順は、後手は強く△3六飛から飛車交換をする展開で、先手は6九の金が浮いているので▲7八銀としますがこれで互角のようです。

最初は△3六歩は後手は少し無理筋かと思っていたのですが、▲7八銀の一手が必要なので先手もやむを得ないようです。

△5四銀型の三間飛車の対応が参考になった1局でした。