上図は、先後逆で角換わりから先手右玉の進展で▲5六歩と突いた局面。ソフトの評価値-72で互角。
数手前に△6三角と打って△3五歩から△3六歩を狙ったのに対して、先手がこの▲6六歩と突いて6五にいた銀が△5四銀と下がった形です。
対局中は△6三角はやや早いとは思いましたが、このような局面でいったん△6三角が見えると少し無理っぽいと分かっていても指してしまうのが悪い癖で、なかなか治りません。
▲5六歩は先手に歩が入れば▲5五歩△同銀▲5六歩が狙いですが、ここからの動きが少し無理でした。
本譜は、▲5六歩以下△9五歩▲同歩△9六歩▲5五歩△4三銀▲6五歩で、ソフトの評価値+75で互角。

この手順の9筋を突き捨てて△9六歩は▲同香なら△8六歩ですが、当然取らずに▲5五歩から▲6五歩をうっかりしていました。
ここで問題だったのは、角の頭を歩で狙われるのはよくあるのですが、対局中に失敗したと思って△6五同歩を全く考えてなかったことです。
▲6五歩に△同歩でまだこれからだったのですが、△9五香としたため▲6四歩と取り込まれてから△7二角に▲7四歩と突かれると最悪の展開です。
次は▲7三歩成△同桂▲7四歩のような感じです。
このあたりは後手の指し手に腰が入っていない感じです。
△9五歩では△4三銀がありました。ソフトの評価値-53で互角。

この手は△4三銀と辛抱して将来△3五歩を狙います。
△3五歩▲同歩△3六歩の筋や、△3五歩▲同歩△1五歩▲同歩△1八歩のような筋です。
△4三銀に▲2六飛なら△2二玉で、ソフトの評価値-110で互角。
△2二玉もしっかりした手ですが、以前からこのような入城する手を考えるのが少なく、3一の玉のままで戦って後から飛車を王手で打たれて悪いという展開が多いです。
このあたりはもう少しどっしりと構えて指すのが大事なようです。
実戦的にはまだこれからですが、ある程度固めて△3五歩から角の活用を含みに指すべきでした。
もう少しどっしりと構えて指すのが参考になった1局でした。