後手に歩で受けさせない形にする

上図は、相居飛車から先手は右四間飛車の進展で△4七歩と打った局面。ソフトの評価値+127で互角。

△4七歩は手筋で▲同飛なら△6六角▲同歩△3八角でソフトの評価値-530で後手有利なので、飛車で取る手は先手がまずいです。

この局面は先手が1歩損なので▲同金として歩を補充しましたが、ソフトの推奨手ではありませんでした。

▲4七同金△4四歩▲5六銀△6二銀▲3六歩△5四歩で、ソフトの評価値+48で互角。

この手順は、▲4七同金に△4四歩と後手は4四の地点の傷を消して以下ゆっくりとした流れになりました。

ここから駒組みを進めた後にどこかで先手は▲4五歩と戦いを起こすと思いますが、後手も△5三銀と対抗できる形なので互角だと思われます。

最初の局面の△4七歩には取らない形だと先手から▲4四歩と打てる展開になります。

▲4七同金では▲2八飛がありました。

▲2八飛△6六角▲同歩△8六歩▲同歩△8五歩▲4四歩△3三金▲5六角△8六歩▲8八歩で、ソフトの評価値+210で互角。

この手順は、先手は▲4四歩と打ちたいので△4七歩に▲2八飛と逃げます。

後手は4四の地点に歩を打ちたいのですが、△4七歩と打っているため2歩になります。

後手は△6六角と角を交換してから△8六歩から△8五歩と継ぎ歩をします。

先手は待望の▲4四歩と狙いの拠点を作ります。

ただし、後手の継ぎ歩に▲8五歩と歩を取るのは先手の4五の銀が浮いているので△同飛で先手が悪くなります。

よって▲5六角から▲8八歩と受けてどうかという展開です。

先手は8筋は抑えられましたが、▲3四銀とでる手があるのが先手の楽しみです。

▲8八歩以下△6一角▲4七金で、ソフトの評価値+357で先手有利。

▲3四銀を受けるなら△6一角はありますが、あまり働きのいい角ではないので▲4七金と歩を取って先手が指せるようです。

後手に歩で受けさせない形にするのが参考になった1局でした。